2016年3月4日金曜日

ビックデータの倫理的問題

最近僕が、生活をしていて気になったことを載せていますが、

今日はこんなものを紹介!

The Birth of a wordというTED talk。



https://www.ted.com/talks/deb_roy_the_birth_of_a_word?language=en


見てもらえればわかるが、あるMITの研究者が自分の家にカメラとレコーダーをセットし、

自分の子供の成長を観察。

手に入れたビックデータを駆使して、

子供がどのように言葉を覚えるのかを研究したのです。



最後の、彼の子供がWaterという言葉をしっかり発音するまでの録音を

連続再生させたものは、結構感動したけど、

それ以上に、赤ちゃんが、家の中のどこで、なんの言葉を発したのかというのを

グラフィック化させたのには本当に驚かされました。。。

そして、家の隅々までカメラを張り巡らせたこの研究者の執念もすごいよね。


これは、ビックデータのかなりいい使い方だなーとは思ったんだけど、

ビックデータを使う時の問題は、やっぱり倫理的なこと。

もちろん今回、彼が行った実験は家族だから、

奥さんとかからも許可を得ているだろうけど、

他のツイッターとかフェイスブックなどのビックデータは、

基本的にほとんど無許可。

無許可というか、

僕たちが知らないうちに、研究に使ってもいいですよって同意しているんだけども。

例えば、Facebookを始める時に、同意書みたいな、ものすごい長い文章に同意しないとアカウント作れないようになっているけど、

あの中に小さく、僕たちが投稿したものやメッセージのやり取りを、会社がどんなふうに利用してもいいですよ。っていうことが書いてあるんです。

だから、僕たちのデータを研究者が好きなように使っているわけだけど、

それは、倫理的にいいのか?ってことがかなり議論になっているわけです。



このMITの研究に戻ると、

研究としてはすごいし、だれかがこういった研究をしないと、

明らかにならないこともたくさんあるけど、

家の中をあそこまで徹底的にレコードしてちょっと怖いなーと思いました。笑







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