2016年5月13日金曜日

最近の授業について書いてみた。

日記を書かない悪いくせが続いていました。笑

今日は少し時間があるので久々に更新しましょうかなー。


とりあえず、学校について書こうかと思います。

現在は、UCLAで、春学期を履修しています。

もうこの大学もだいぶ慣れてきたので、

4教科履修しています。

4学期目かな?


現在履修している教科は、

僕のメジャーであるコミュニケーション学部の中から

3教科、1教科は卒業に必要な単位のために歴史で、

マスメディア、コンフリクト、法律、歴史って感じです。

法律(必修科目)と歴史の授業はあまり興味がないので、あまり語ることはありませんが、

メディアのクラスとコンフリクトのクラスではどんなことを学んでいるのかを書いてみようかなと思います。


とりあえず、今日はメディアのクラスについて。

このクラスでは、メディア業界を経済学的な観点で学んでいく授業で、

メディア業界がどんな風に回っているのかを学んでいます。



アメリカのメディアの歴史を学んでいくことによって、

現在のトレンドとかこれからのトレンドが読むことができるようになる授業だなーって思います。

例えば、『Oligopolyはジャンルの多様性を上げるのか。』

とか、『メディアの主観性』について学んだり。


『Oligopolyはジャンルの多様性を上げるのか。』という議題では、


Oligopolyは単独の売り手がその市場を独占することを言うんだけど、

この状態が、ラジオ業界のジャンルにどう影響するのかということを、

Hotelling theoremというものを使って考えることをしています。

この議題のメインポイントは、ラジオ局の少数の親会社がいる場合

多数のジャンルを持つラジオ局を持つため、ジャンルは増える。


Hotelling Theoremの簡単な説明は、

例えば、西から東にビーチがあるとします。

ビーチの西側にホットドック屋さんAがあり、

ビーチの東側にホットドック屋さんBがあるとします。

AとBはどちらも、平等にお客さんを獲得しているんだけども、

もしAがもっとお客さんが欲しい!って思った場合、

必然的にビーチの真ん中に寄ってくると思います。

そしたら、Bも負けじと真ん中に寄ってくると思います。

結局AとBは結局真ん中に寄ってきて、お客を奪い合うことになります。

下の図のように。
















こうなった場合、真ん中でお客を奪い合うくらいだったら、

AはBを買収してしまおう!と考えるわけです。

そうなると、AとA' (前Bだったやつ)は、もともとAとBがいた場所で商売すれば、

1つの会社が西から東までのビーチの全ての客を得ることができるわけです。

これが、Hotelling Theoremという理論。


このセオリーが、ラジオ業界にも実際にあって、

Aラジオ局はハードロックの音楽が好きなお客向けに放送していて、

Bラジオ局はソフトロックの音楽が好きなお客向けに放送しているとする。

このAとBは、たくさんのお客が欲しいため、

次第に中間の大衆向けのロックに寄ってくる。

すると、中間ロックが好きな人たちは寄ってくるかもしれないが、

両極端にいる、ソフトとハードロックが好きな人たちはいなくなってしまうわけです。

両極端を抑えるためには、

AがBを買収して、もともとあったソフトとハードロックのラジオ局に戻せばいいというわけです。

大きな親会社が、その会社内でたくさんの別々のジャンルのラジオ局を持った方が、

同じ会社のラジオ局同士で、消費者を奪い合わなくてすむということになるため、

寡占市場では、ジャンルが増えるという結果になるということです。


こんな風に、資本主義の経済では、

どんどん小さな会社は大きな会社に吸い込まれ、

大きな親会社は、中で顧客を奪い合いたくないから、

子会社のターゲットを少しずつ変えていく。

簡単な話をだらだらと、いろんなセオリーを使って考えていったということです。笑



ただ、このクラスはかなり興味深いので、

他にも書こうかと思うので、

また別の時にでも。

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