2015年11月28日土曜日

勉強に集中する方法。

今日は、珍しく役に立つ情報(?)を書いていきたいと思います。

いつも適当なので。笑


今回は、

勉強に集中する方法について。

たまーにこういった内容を書いたりするんだけど、

今回はいつもと違った切り口から。


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僕は頭がキレるほうでもなく、

特別暗記力があるわけではないが、

それを補う為の、

コツコツと勉強をする習慣というのはあるほうなんじゃないかと思っております。


平日は、授業含めずに10時間以上は勉強に時間を割くようにしていたり、

長時間の勉強に疲れて、日記で愚痴をこぼすこともありますが、一応投げ出さずちゃんとやってます。笑

もしかしたら、ただただ気合だけでやっているのでは?とか思うかもしれないけど、

気合だけではないです。

気合はもちろん大切!やる気と気合があってこそ、目標は達成されるものです。

ただ、根本的なことで、やる気、集中力をどうしたら引き出せるのかというのを

試行錯誤したりしていました。

そして、いろいろ考えた結果、

これから紹介する、勉強できる習慣を身につける方法を確立することができました。


ただ、この習慣を確立するまでは、

僕も勉強の習慣など全くなく、

やる気が出なかったり、勉強をするまでが苦痛で仕方がなかったです。

机に座るまでが一番辛いよね。笑


もしかしたら、勉強をしないとやばい!

でも、机に座って勉強を始めるまでができない。

どうしても集中力が切れてしまう。

っていう人がいるのではと思ったので、

やる気を引き出したり、どうしたら勉強をする環境を作れるのかというのを

意識と環境という観点で

僕なりに書いていこうと思います。



周りの環境が及ぼす影響。


今回僕が話したいのは、勉強をする環境の重要性について。

なぜなら、環境っていうのは、人の心情にとっても影響する要素だからです。

しかも無意識のうちに。

だけど、意外と気づいていない人もいるかもしれません。


なにかに集中するときに、まずは目標を立てて、

それに向かってやる気と気合で突き進んでいく。

これはとても分かりやすくて、自分の意志のコントロールが効きます。

だから、まず、勉強をするぞ!って決めたら、

目標の点数とか、成績とかを意識したりしますね。

昔の僕は、自分自身が意識して作り出したやる気だけで

長時間の勉強を頑張ろうとしていました。

しかし、それにも限界というのはあると思います。

なぜかというと、もし自分自身が意識的にそのやる気を作り出せなかった場合、

勉強への執着心というのは無くなってしまうからです。


そこで重要になってくることは、自分のやる気を維持することができるような環境を作ってあげること。

強いて言えば、勉強がしたくなる環境や、

長時間集中できる環境を前もって作っておき、

あとは、無意識のうちにその影響を受けていればいいということです。



環境というのは、本当に無意識に近い形で影響するが、

とっても強い影響力を持っています。


マルティタスクの限界


例えば、なにかを暗記したいとします。

暗記作業って、地味でつまらなくて、本当に嫌な作業です。笑

そこで、そういっためんどくさい作業を

無意識に頑張れる雰囲気を作り出すのが大切。

これは、僕の机です。
本やら、雑貨などいろいろなものは持ってますが、

机の上には、常にできるだけ物を置かないように気をつけています。

常に置いていいのは、時計、ライト、付箋くらいですね。



なぜかというと、暗記をするときに、余計なものがあると気が散るからです。

今、僕がやらないといけないのは、

目の前にある覚えないといけない用語だったり単語だったりで、

それ以外の何物でもないわけです。

目に入る位置に、別の教科の教科書があるだけでも、

もしかしたら知らず知らずのうちに意識が行ってしまっているかもしれません。



複数のことを同時にやることができる、マルティタスクという言葉がありますが、

新しいことを覚える段階においては、人間の意識は絶対に2つ以上のことを同時にすることはできないと思っています。(できる人がいたらそれは天才だと思う。)

新しいことを覚えることであるインプットとは逆に、

自分の持っている経験や知識を外に出す、アウトプットの段階では、

マルティタスクというのは可能なのかもしれません。

例えば、黒板に文字を書きながら、別のことについて話すことができる先生がいるかもしれませんが、彼らは自分の中にある情報を外に出しているだけなので、

練習したり慣れたりしたらできるようになると思います。

今まで運転をしたことがない人が、車の運転を習っているときに、

一度にやることが多すぎて、ウィンカーを出し忘れたり、

無口になったり。

しかし、一度習得してしまえば、運転は無意識に近い状態になり、

会話を楽しむことができたりします。


要するに、新しいことを学ぶ暗記作業において、

別のことを同時にすることはできないということです。

暗記作業をしている場合、意識は覚える ものにいきます。

机の上に余計な物があった場合、

覚えないといけないもの以外に注意がいってしまうので、

暗記作業の邪魔になってしまうのです。



だから、別のことに意識がそれてしまわないように気をつけるのではなく、

他のことに注意がそれない環境をあらかじめ作っておく為に

机の上の余計な物を全て省いてしまうというのが僕の考えです。




また、インプットにおけるマルティタスクが存在しないのであれば、

勉強中に携帯をみるということは、絶対するべきではないということがわかると思います。

携帯を見るという行為は、

新しいメールが届いたかもしれない、友達がSNSで新しい投稿がないかなどの理由がほとんどのはずです。

自分がすでに知っていることであれば確認する必要ないですし。

ということは、この携帯を見るということ自体が、新しいことに意識が触れることになるので、

友達とのメールをすることや新しい投稿を確認するということと、

常に新しいことをインプットしなければいけない暗記を同時に成立させることはできないということになります。

そのため、携帯を見ながら勉強というのは、同時に2つのことをしているのではなく、

1つのことを交互にしているということです。

その場合、自分の意識を携帯と勉強に行ったり来たりさせなくてはいけないので、

余計な時間がかかるだけではなく、

余計に疲れてしまうということもあると思います。

携帯をいじりながら勉強をするということは、

マリファナを吸いながら勉強することよりも、数十倍効率が落ちるという研究結果も出ています。

ということで、携帯は、電源を切って、全く見ないようにするというのが勉強のコツです。



こちらの写真に戻りますが、


僕が暗記作業をするときには、必ず 覚えないといけない内容を全て1つのものにまとめるようにしています。

人間は一度に1つのことしか集中できないということで、

自分が覚えないといけない内容を一つにまとめるほうがいいのではと思い、

多少時間がかかっても、綺麗にまとめてから、覚えるようにしています。


場所の認識


徹底的に一つのことに集中できる環境を作る以外に、

勉強をする場所を見つけるということがとても重要です。

人間は知らず知らずのうちに

ある特定の場所を、ある特定のことをする場所だと区分しています。

例えば、ディズニーランドは、遊ぶ場所。

図書館は、本を読んだり、勉強をする場所という感じで。

逆に、ディズニーランドで勉強をしようと思っても、どれだけやる気があったところで、

おそらく図書館ほど効率良く勉強できないだろうと思います。

逆に、この場所への認識と実際の行動をマッチさせることができれば

最大の効率性が生み出すことができると思います。

簡単に言えば、図書館で勉強すればいいわけです。


この心理を発揮させるためには、

日頃から、自分がどこで勉強するのがいいのかということを認識している必要があります。

この認識の段階では、意図的にやっても全く問題はないと思っています。

例えば、僕は大学内にある図書館の4階で、

いつも勉強をしています。

一番効率的に勉強することができる場所であると同時に、

一番効率的に勉強することができる場所だ。と自分に言い聞かせています。

そのために、図書館の4回=絶対集中できる場所という認識があるため、

少しやる気がないときでさえ、

図書館の4階に行けば、勉強モードに切り替わるわけです。


これは、図書館がもともと勉強する雰囲気だからというわけではなく、

一度、認識することさえできれば、同じ効果を別の場所でも得ることができます。

先ほども述べた、ディズニーランドですが、

ほとんどの人は、ディズニーランド=遊びに行く場所

という認識だと思います。

しかし、そこで働いている人たちはどうでしょう?

私たちが抱いている印象とは正反対であり、

ビジネスの世界です。

巨額のお金が動く場所であり、

お店の人たちは、少しでも多くのお金をお客さんから引き出すことが目的です。

そのため、昔は遊びに来ていた人でも、働き始めたら、

ディズニーランド=働く場所

という認識に変わってくると思います。


そんな風に、すでに自分が持っている認識をそのまま受け入れるだけではなく、

ここは、自分にとってある特定のことをするための場所なのだ。と意識的に思い続けることで、

新たな認識に変えることも可能なのです。

要するに、もし勉強する習慣がない場合、

静かで集中できそうな場所を探し、

意図的に、この場所だったら絶対集中できるぞ!と意識し続け、

ある程度それを実行することによって、

その場所=勉強できる場所ということを無意識で認識することができるようになり、

勉強に集中することができるようになるのではないかと思います。



洋服がもたらす影響


勉強する机や、特定の場所だけではなく、

服装もかなり人の認識に影響してきます。

これは場所とかなり似ているだろうが、

ほとんどの人は、寝るときにリラックスできるパジャマや、ジャージ、短パンを履いて寝ると思います。

機能性だけではなく、もうすでにパジャマ=寝るための服装という認識になっているのです。

そのため、パジャマよりも着心地がいいスーツがあったとしても、

スーツ=仕事のイメージがある限り、

スーツではリラックスすることはできないのではないかと思います。


あるアメリカで行われた研究では、

同じ被験者を使い、スーツを着た時の行動パターンと、私服を着た時の行動パターンを比べたそうです。

その時に、同じ被験者にもかかわらず、

私服を着ていた時には、スーツを着ていた時よりも、信号無視をする人数が多かったそうです。

この研究が言いたいことは、洋服は人の行動を変えることができるということです。

確かに、スーツを着ていた時の方が、気持ちも引き締まりますよね。

これを応用し、もし勉強に集中したい。勉強がしたい。という時には、

いつもリラックスしている服装から、

気持ちが引き締まる服装に変えてみましょう。



ここまで長々と語ってはきましたが、

この周りの環境が及ぼす影響というのは、

勉強だけではないと思っています。

スポーツにおいても、気が散る環境でやるより、スポーツだけに集中できる合宿の方がパフォーマンスは上がったり、

自分が集中できる環境だと認識している、本番用のスタジアムで練習する方が、

近所の広場で練習をするよりも、集中力は高いと思います。


自分が目標に向かって頑張ろう。という気持ちが一番大切ですが、

それだけでは限界があるのは事実です。

気持ちだけで頑張ろうとせず、パフォーマンスを上げるためにはどうすればいいのか。ということを

いろいろな観点から考えることが大切なのではないかと思います。










2 件のコメント:

  1. 今年の夏学期からSanta Monica College に留学している学生です。
    ちょうど私がアメリカで留学を始めた4月ごろからコメントはしていませんでしたが、読ませていただいていました。私もUCLA等の4年制大学への編入を目指しているので、とても参考になっています。


    そして今回の集中力に関しての記事すごく役立ちました!
    私もなかなか勉強に対して集中出来ず、実際アメリカに来てからも悩んでいましたが、ブログに書かれたような机に勉強に必要なもの以外置かないというシンプルなことをすっかり忘れていました。私の机は集中力の妨げになるものばかりで…
    筆者さんも書かれていましたが、これからのFinalシーズンはこれで効率よく勉強していきたいです。
    お互いがんばりましょう!

    返信削除
  2. 今年の夏学期からSanta Monica College に留学している学生です。
    ちょうど私がアメリカで留学を始めた4月ごろからコメントはしていませんでしたが、読ませていただいていました。私もUCLA等の4年制大学への編入を目指しているので、とても参考になっています。


    そして今回の集中力に関しての記事すごく役立ちました!
    私もなかなか勉強に対して集中出来ず、実際アメリカに来てからも悩んでいましたが、ブログに書かれたような机に勉強に必要なもの以外置かないというシンプルなことをすっかり忘れていました。私の机は集中力の妨げになるものばかりで…
    筆者さんも書かれていましたが、これからのFinalシーズンはこれで効率よく勉強していきたいです。
    お互いがんばりましょう!

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